2010年10月26日火曜日

考えさせられたドッグショー

English Springer Spaniel
イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル

24日相模原市淵野辺公園で神奈川南クラブ連合会展が開催されました

出陳はSarah(サラ)

スプリンガー牝の出陳はサラのみ

何事も無ければ
1頭1席でグループ戦に駒を進めるはずでした


しかし

嫌な予感が的中してしまいました

フィンランド人審査員のK女史

サラの触診とトライアングルの歩様を見た後
通訳を介してスチュワードに何かコソコソ言い始めたのです

英語だった為に内容が漏れ聞こえて来ました

すかさず
直接K女史に聞いてみました

細かい会話の内容はさておき
結論は
「彼女が基準とするスプリンガーのチャンピオンのレベルを満たしていない」と判断したとの事

これまで多くの外国人審査員の方達の審査を受けたサラ
好評を頂いて来たのですが、
欧州の審査員に見て頂いたのは初めての事

欧州と米国でスプリンガーのタイプは異なる事は承知の上
我が家のスプリンガーは米国タイプ

ハンドリング試験やオーナーハンドラーズステークスを除き
正式なドッグショーでサラを自分自身でハンドリングするのは初めての事

欧州審査員と知りながら
成績に拘る事無く
プロハンドラーの方達が並ぶグループ戦で
自分自身がサラとどのようなショーイングが出来るのか
その勉強の為の出陳だったのです

K女史との話しに納得し
「グループ戦には出ません」
「BOBのリボンは頂きます」
「握手をしましょう!」
と握手を求めてリングを離れました

グループ戦に挑む機会さえ与えられなかった事は
残念でなりません

又、ショーが大好きなサラ
1回しか走る事が出来なくてごめんなさいね



その後は久し振りに作って行ったチキンスープのランチと
ショー観戦を楽みました

又、嬉しい事にスプリンガーオーナーの花ままと再会出来ました!

自宅が近いにもかかわらずお会いする機会が無い中、
西湖のオフ会でお会いして以来の事でした

明るく話しかけて下さる花ままのお陰で落ち込み掛けた気分も上向きました
有難うございます

今回のドッグショー
貴重な経験だったと思います

よりフィールドタイプに近い欧州タイプ
外見の綺麗さが強調されショーの意識が強い米国タイプ

M女史はフィンランドで
イングリッシュ・コッカー・スパニエル
ノーフォークテリア
ポルチュギースウォータードッグ
のブリーダーとし犬舎を持ち、
又、フィンランドのスパニエルクラブの役員も務めています

FCI の8グループの審査員資格を持つ女史
スパニエルに対する思い入れが特に大きい事は容易に推察出来ます

スプリンガーの出身国がイギリスでありながら
イギリスから米国へ渡ったスプリンガーが
過去100年の歴史を経る中で
米国と欧州でここまでの違いが出て来たということを
実感させられる結果となりました


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Brilliance Y. Kennel








2 件のコメント:

花まま さんのコメント...

本当に残念でしたね。
でも、これって、やっぱりスポ-ツで言えば採点競技なんでしょうね。人間の好みってあるんだろうな~~
あの寒空の中、Yさんの潔い姿、かっこよかったですよ。
個人的には私は、アメリカンタイプが好きです。(かわいいもん)

Yuka さんのコメント...

◆花ままさん
有難うございます。
そう言って頂けると救われます。
審査員によって好みも異なれば、
生き物だからその日の犬のコンディションなど、
毎回同じということが無いんですよね。
だからこそ、面白いということも言えるけれど。
私も可愛い~アメリカンタイプが大好きです♡