富山2dayショーの2日目は新潟中央全犬種クラブ展。
朝から快晴で心地良い海風が吹いている。
駐車場からリングのある芝広場に行く途中には池があり、そこには錦鯉が優雅に泳いでいる。
池に架かった橋を渡ってリングに急ぐ時、ふと池の中を覗くと焦る気持ちも落ち着く。
上を見上げれば青空、芝広場の向こうへ目をやれば、そこは日本海。
リングの横には遊園地で遊ぶ楽しそうな親子の笑顔。
そんな中でのドッグショーである。
さぁ、昨日の好成績に続き、今日も頑張りたい。
グランディ、シャルム(共にイングリッシュ・スプリンガー・スパニエル)、シャノン(ゴールデン・レトリーバー)3頭共ブリード戦は1頭1席で通過。
そしてグループ戦へ。
まずは8グループの牡。
グランディ(イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル)が遠藤さんと出場。昨日ショー復帰3戦目にしてReserve King(リザーブキング)を獲得したグランディの今日に期待が高まる。
結果はグループ2nd(2席)
まだ完全には勘が戻っていないドッグショーで2日間走り切るのは犬にとっても大変な事。
ブリード戦、グループ戦、総合戦(King戦)と勝ち上がれば勝ち上がる程、走る回数が増え、おまけに出番前毎にコートを綺麗にドライイングするため、リング内に居る時間だけがショーイングの時間では無い。
2日間良く頑張った!
続いて、8グループ牝。
今日のシャルム(イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル)のグループ戦は自分でハンドリングしてみる。
アメリカンコッカー、イングリッシュコッカー、スプリンガーと3頭なので、チャンピオンになる為のCCカードを得る為には何としても2席までに入らなければならない。
目標達成!!!
無事2席に入って、3枚目のカードを獲得した。チャンピオン完成までリーチ!
そして、パピー総合戦。
シャノン(ゴールデン・レトリーバー)と私の出番である。
昨日のハンドリングでは反省点が多く、シャノンの脚がバタバタ動き、ちょうど良いポイントに決まらず、焦って、焦った。
昨夜、その反省点を踏まえて、立たせ方、リードの持ち方など改善点を遠藤さんにご指導頂いた。
その技が使えた!!!
まだまだやりたくて出来ない事は沢山あるものの、「シャノンと私がリング内で楽しむ!」ハンドリングを心掛けた。
パピー牝は全部で11頭。
まずは8頭のEXG (エクセレントグループ)に選ばれた。
ここからが、勝負!
昨日頂けたPuppy Reserve Queen(パピーリザーブクイーン)をまずは目標に、Queen候補の3頭に選ばれる事。
やった~!!!
3頭にピックアップされた。
この時点で表彰台が確定。
そして、そして、ドン・ジョンソンばり(遠藤さん曰く)のカナダ人審査員ダグラス・ゴーディン氏の指先が私の方へ。
きゃぁ~~~~~
Puppy Queen (パピークイーン)に決定。
感激のあまり思わず天をあおいだ。
そして、感激している余裕も無く、BIS戦へ。
相手はPuppy King (パピーキング)のチワワ。
控えリングに一度戻り、アナウンスと共にリング内にラウンドで入る。
シャノンを集中させ、さぁ~行くわよ~シャノン!!!楽しみましょう!!!
私の気持ちが通じたのか、シャノンが良い走りを見せてくれた。
楽しいラウンドである♪
そして、運命の瞬間。
右のチワワか、シャノンか、どちらかにPuppy Best In Show (パピーベストインショー)のロゼットを持って、近づいて来る。
お願い、シャノンじっとして綺麗な姿を審査員に見せましょう!!!
1歩2歩
あっ!!!!!
やったー!!!
シャノン(ゴールデン・レトリーバー)がPuppy Best In Show決定。
驚きと感激で声が出ない。
そんな私の表情を見て、ダグラス・ゴーディン審査員が満面の笑みで迎えてくれた。
カップやロゼットを受け取って、振り向いたら遠藤さんやお友達のプロハンドラーの方、オーナーハンドラーのお友達の方達、などが「おめでとう!」と寄って来て下さった。そのお顔を見た途端、涙が溢れ出た。止まらない。
シャノンは我が家に来た初めてのゴールデン・レトリバー、そしてシャノンは私が初めてハンドリングした犬。トレーニングも自分で毎日四苦八苦し、リング内でも初めてのハンドリングに戸惑いながら、ベビークラス(月齢4か月)からほぼ毎週末、ドッグショーに出て来た。ブリード戦で対戦相手が居れば敗れ、1頭1席で総合戦に進めばEXGどまり。そんなショーが続いた。何としても自分のハンドリングでベビー、パピーの時に一度は表彰台を取りたい!そう願って来た。昨日その念願が叶った。
7月中旬にハンドリングデビューして、今回が約10回目の挑戦。
そして、遂に予想もしなかったPuppy Best In Showを獲得した!
記念写真がこちら
今回、仲良しのジョシュアさんを無理矢理富山のショーにお誘いし、又、一緒にショーを楽しむ事が出来た。たまにはお写真を一緒に、ということで撮った一枚がこちら。ジョシュアさんも見事2日間BOB、グループ1stを取って総合戦に進まれた。オーナーハンドラーとして励ましあって頑張って行きたい大切なお友達。
こちらがこの2日間でシャノンに頂いたカップやロゼット
左のピンクのロゼットと盾が1日目に頂いたReserve Queenのもの。
真ん中がBest In Showのロゼットとカップ。
右のピンクのロゼットとカップがQueenのもの。
チャンピオンクラスと異なり、Babyクラス、Puppyクラスの賞品はドッグショーの主催者に一任されている。ロゼットはJKCの指定の物であるが、賞品は時にカップだったり、トロフィーだったり、盾だったり。
これも楽しみの一つである。
さて、我が家から430キロ離れたドッグショー会場。
400キロ位なら普通に走っても5時間で着く距離であるが、そう簡単に行かないのが、3連休の最終日。
北陸道を北上し、新潟から上信越道、関越道で東京に戻るが、まずは妙高高原付近で渋滞に捕まる。その後、上信越道甘楽から関越道途中まで60キロ渋滞という恐ろしい表示が出た。4時半に会場を出たが、カーナビによれば、到着予定時刻は12時半。
でも、めげない。
だってこの2日間、とても成績が良く、グランディ、シャノンが表彰台合計3本、シャルムが目標のCCカードゲット。成績が良いと帰りの運転も全く苦にならない。というのは嘘。家に着いたのは12時近く。結局7時間半は掛った。大好きなドライブもちょっとお疲れ。
お友達のプロハンドラーの方に出番待ちのシャノンやシャルムをお預けしたり、お友達に沢山の拍手を頂いたり、ビデオや表彰台のお写真を撮って頂いたり、皆さま本当に有難うございます。
これからもご指導、ご協力、応援の程、宜しくお願い申し上げます。
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