2011年5月31日火曜日

滋賀2dayドッグショー

English Springer Spaniel
イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル

滋賀2dayドッグショーへ行って来ました
例年よりかなり早い梅雨入りと
台風2号の接近に
雨・風覚悟でショー参戦です

会場は
滋賀県竜王町ドラゴンハット
インドアである事がこれほど有難いと思った事はありません


ただ、駐車場から会場へは階段を上って搬入が必要です
雨が降りしきる中、
発電機、サークル、トリミングテーブルなど
必要な物を運んで全身ずぶ濡れ

何と言っても大事な犬達を
濡れないように抱っこして運ぶのが大変です

スプリンガーは20㌔程度ですからまだ良いものの
40㌔超の大型犬は本当に大変です

お写真でははっきり色が分からないかもしれませんが、
こちらの会場は
犬に優しい土のリングです

赤土の為
濡れた脚で歩こうものなら
一瞬にして真っ白な脚下からお腹まで
赤茶に染まってしまいます

出番前のショードッグを綺麗に保つ為に
とても気を遣います


我が家からは2日間
Duke(デューク)が出陳
今回からチャンピオンクラスです

3週間振りのショーとなり
土曜日のブリード戦では
落ち着きのない状態で見ている私はハラハラしましたが
無事にBOB獲得


日曜日の連合会展では集中力あるショーイングで
BOBを獲得しました



グループ戦での入賞は逃しましたが
ブリード戦でのBOBは
とても嬉しい結果です


というのも
犬種によっては
ブリード戦で1頭1席でグループ戦まで駒を進める
という事が多々あります

登録頭数も少ない犬種においては
致し方ない事であるのは事実です

約1年前までのドッグショーでは
スプリンガーもその類に漏れず
ブリード戦で戦う相手が居ないことが常でした

その事に疑問と不安を感じていました

ドッグショーでは犬種のスタンダード(犬種標準)
が審査の基準となり
犬種の姿形、能力、性質など繁殖指針として
優れた犬の保存を目的とした評価が行われます

そのような明確な目的がある以上
同犬種が何頭も並んで審査される事には意義があるのです

現行のショーにおいては
審査員の評価は順位でのみ示され
各々の出陳犬に対するコメントは公表されません

1頭だけでもBOB
10頭居てもBOB
としてグループ戦に出場する権利を得ます

ある日のブリード戦で並んだ同犬種のレベルと
異なる日のブリード戦で並んだ同犬種のレベルは
違うかもしれません

ただ、それでも
ブリード戦で同犬種が並ぶ事で
実際に目で見て、比較する事が出来ます

スプリンガーのオフ会に参加された方からも
これまで近くにスプリンガー居なかったので
自分の子が大きいのか小さいのか?
細いのか、太っているのか?
もわからなかったという声を多く聞きました

実際に並べて見る事は
とても勉強になります

ショードッグであれば長所、欠点をより明確に理解し
対戦相手と切磋琢磨することによって
より質の高い犬種作出に向けての大きな刺激になるでしょう

スプリンガーを飼われていらっしゃる方達は
その犬種特有の性格、気質、病気、行動など
その犬種をより理解することで
新たな発見があるかもしれません

より充実した楽しいスプリンガーとの生活を送る為に
スプリンガーを知る事は必要な事だと思います

ブリード戦での頭数が増えたと言ってもまだ片手で数えられるほど
それでも対戦相手が居る事に幸せを感じます
その事を再確認したドッグショーでした

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