2009年11月6日金曜日

サラのご懐妊

イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルSara(サラ)妊娠が確認されました。




交配から約1カ月経過したので、病院で超音波検査を受けたところ、複数頭の胎児を確認。
現時点で頭数は確定出来ませんが、2頭以上は居る模様。
次回の検診は20日後。レントゲン撮影で、頭数は確定出来る見通しです。

写真上部の黒い袋の中に見えるのが胎児。
サラの食欲は旺盛、元気いっぱいですが、いつもより眠気が強いようで日中寝ている事が多く、お腹はだいぶふっくらしてきました。



下のドッグショーの時の写真と比べるとお腹の張りが分かると思います。


サラは我が犬舎の看板犬
SUP. BIS. JKC CH. Brians JP Ridgewyn Steffy (CN: Sarah)
2004年11月16日生  Color: Liver & White
BIS (ベスト・イン・ショー)2回
Queen (クイーン)3回
R. Queen (リザーブ・クイーン)8回
Group 1st 多数
2009年FCI アジアインターナショナルドッグショー Group 2nd
2008年Excellent Dog No.1 スプリンガー
2009年8月シュープリームドッグ完成
そして今回の交配のお相手(SIRE 父犬)は
ミューシャ
JKC CH. Brians JP Ridgewyn Oscar (CN: ミューシャ)
2003.3.16生 Color: Black & White

12月初めに出産予定です。
我が犬舎は健康で明るく、スプリンガーの本来持つ力強さと優雅さを兼ね備えた犬の繁殖を目指しております。「犬を飼う」ということは「物を買う」のとは違って、一つの大切な命に対し10年~15年の間責任を持つということです。その責任の重さと共に、犬との生活という楽しさも又格別の物です。お一人でも多くの方にその楽しさも味わって頂きたいと願っています。
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2009年11月4日水曜日

色と柄

イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル

「綺麗なワンちゃんですね~。まぁ、素敵な色。」

と初対面の方にお褒めのお言葉を頂く事があり、とても嬉しく思います。

我が家のスプリンガーサラ牝)とシャルム(牝)がレバー&ホワイトグランディ(牡)がブラック&ホワイトです。

左がサラ、右がシャルム
同じレバー&ホワイトでも微妙に毛色が違うところが御覧頂けますでしょうか?

レバー&ホワイトとレバー&ホワイトを交配させても生まれて来る子犬は全部レバー&ホワイトになるとは限りません。その1世代、2世代前などにブラック&ホワイトの血液が入っていれば、ブラック&ホワイトの子犬も生まれる可能性があります。同胎の子達で同じレバー&ホワイトでもそのレバーの毛色は濃い子もいれば薄い子もいます。又、毛質もやわらかい毛、かたい毛と様々です。

グランディブラック&ホワイト


先日の米国スプリンガーナショナルにおいてもレバー&ホワイトとブラック&ホワイトが混在します。
全体的にブラック&ホワイトが多かった印象を受けましたが、実際上位に食い込んだのはレバー&ホワイトが多かったようです。

各犬種にはスタンダード(犬種標準)というものがありますが、スプリンガーの場合



イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル


<毛色>
レバー&ホワイト、或いはブラック&ホワイトで、これにタンのマーキング(斑)が入る場合と入らない場合がある


(JKCホームページより抜粋)





レバーとは英語でLiver、つまり肝臓を意味するレバーで茶褐色の事です。タンとは黄褐色で日本ではあまり見かけないのですが、米国のAKC(アメリカン・ケネル・クラブ)のスタンダードにはTricolor (トリカラー)という毛色がスタンダード(犬種標準)に記載されています。日本語ではトリコロール(種)と言う方が分かりやすいのではないでしょうか?黒、白、茶の三色の毛色を持つという事です。Tricolorのスプリンガーのタンの色は通常、眉毛、頬、耳の内側、尻尾の下に入ります。日本では通常お目に掛れるのがレバー&ホワイトかブラック&ホワイトで、トリコロールは希少種と言えます。



さて、柄はどうでしょうか?
これは実に様々です。
一番右の子は白が多い「牛柄」、右から2番目の子は左前脚にレバーが入っている「袖付き」です。
又、背中に模様が入っていない「一枚柄」と模様が入っている子(一番右の子)がいます。
日本では割合「一枚柄」が綺麗だと好まれがちではありますが、これは好き好きだと思います。
一枚柄は皆同じ一枚柄ですが、背中に入っている模様は全く同じ模様であることは無く、その犬の個性になります。
我が犬舎の親元である「ブライアンズ」の看板犬のJosh(ジャッシュ)の背中には背中に模様が入っています。
BIS 4回、King 8回、R.King 14回、ペディグリーアワード受賞3回、4年連続No.1スプリンガーのJoshは、我が家の看板犬Sarah(サラ)の祖父にあたります。

祖父のジャッシュ(写真上)と孫のサラ(写真下)

横から見た祖父のジャッシュ(写真上)と孫のサラ(写真下)
模様がとても似ています。
サラの両親は父犬も母犬も一枚柄なので、明らかに隔世遺伝です。
サラがショーリングで走ったこの1年半、ショーイングしていたスプリンガーはほぼ全頭一枚柄でした。
その中でサラは個性である模様を背中に、リング内を楽しそうに走っていました。
祖父であるジャッシュがやはり模様を背中に活躍したリング内で、孫のサラが活躍出来たのはジャッシュからパワーをその背中の模様を通じてもらっていたような気がします。
今は15歳になったジャッシュ、ブライアンズでのんびり生活を送っています。
そのサラから12月初めには子犬が産まれます。ジャッシュのパワーを引き継ぐ、背中に模様のある子が産まれてくるでしょうか?
乞ご期待です。
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2009年11月2日月曜日

東京北クラブ連合会展 ドッグショー

ドッグショー「東京北クラブ連合会展」に行って来た。
今日のハンドリングはシャルム(イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル)とシャノン(ゴールデン・レトリーバー)

ブリード戦に出場前にまずはサークルで排泄させる。

耳にしているのは「スヌード」
たれ耳で長い耳の犬は食事をしたり、お水を飲んだりする時、器の中に耳が入ってしまって汚れてしまうため、それを防ぐのにスヌードを着用する。
下の臭いを嗅ぐだけで、耳が地面に付いてしまうので、日頃から着用するのも良い。
ただ、たれ耳の犬は耳の通気性が悪いので、耳の中が蒸れて汚れが溜まりやすい。
その為、日頃は綿のスヌードを使用しているが、夏場は通気性の良い薄い生地で作ったスヌードを使用している。

今回シャルムがしているスヌードはお友達のHさんお手製の物。
いつも可愛いスヌードを沢山作って下さって頂いています。 有難うございます。

遠藤さんのパドック内でドライングをしてコートを綺麗に整え、出場前の準備をする
左からブライアンズ(遠藤さんの犬舎)のリバティ(牡)、エリ(牝)、我が家のシャルム(牝)
目録で順番を確認しながら出番を待つ。
今日は5つのリングでブリード審査が同時進行。
スプリンガーの審査が行われるリングはパドッグと対角線上の一番遠いリングだったので、リングのそばに移動して談笑中。

スプリンガーのブリード審査。
牝のアダルトクラス3頭。
左からレイちゃん、シャルム、エリ。3頭ともブライアンズの繁殖犬で、シャルムが我が犬舎の子。
シャルムとエリは同胎の姉妹、レイちゃんは種違いの義姉妹である。
シャルムの触診審査が終わり、アップダウンの指示で歩様を見せる。
その後、ラウンド。


3頭からアダルトクラスの1席~3席が選ばれる。
他のクラスの出陳が無い為、アダルトクラス1席に選ばれた犬が自動的にウィナーになり、そのままBOB(ベスト・オブ・ブリード)に。

結果は遠藤さんハンドリングのエリが1席=ウィナー=BOB
エリは連合会展なので、M.CC(メジャー・チャンピオンチャレンジ・サーティフィケート)カードを獲得!
シャルムはあと一枚M.CCカードを獲得するとチャンピオンが完成するので、次回に頑張りたい!!!

そして、ゴールデン・レトリーバーのシャノン
ゴールデン・レトリーバーの牝パピークラス、対戦相手無しでBOB
続いて行われた8グループのグループ戦(連合会展、FCI展においてはパピークラスもグループ審査がある)も珍しく対戦相手が無く、そのままグループ1席に。
パピー牝の総合戦では残念賞に終わった。
東京は晴れて最高気温が25℃まで上がり、暑くなった。
前回の川越のショーが予想外に寒かったので、寒暖差の厳しい今人も犬も体調管理が大切である。
毎回シャノンとのショーでは、まだ月齢8カ月のシャノンが私と楽しくショーイングすることが目標。
自分のハンドリングは技術的にも未熟でシャノンを上手に見せきれず反省の連続であるが、自分の犬と一緒にリングに立てる、一緒に走れる喜び感じ楽しんでいる。


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