2009年10月22日木曜日

昔、昔、スプリンガーは? 続き

≪イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルの昔、昔のお話 その2≫

≪その1≫では、400年以上前に「スパニエル」と総称されていた犬が、「スプリンガー」と呼ばれるまでの経緯をお話した。その続きをお話しよう。

17世紀になるとスパニエルを使う猟師達が、サイズの違いによって異なる猟の使い方をするようになって来た。

より大きめのスパニエルをSpring Gameに使用し
より小さめのスパニエルをWoodcock (ヤマシギ:鳥の一種)の猟に使用するようになった。

この使途の違いにより

大きめのスパニエル → SpringingSpringer
小さめのスパニエル → Woodcock Cocker

が枝分かれすることになったのである。

1892年にEnglish Kennel ClubがEnglish Springer SpanielとEnglish Cocker Spanielを異なる犬種として定めるまで、用途が何なのかという事だけがSpringerとCockerを分ける理由であった。

実際、同じ母胎から生まれたスパニエルを大きさで区別していたのである。故に全般的タイプ、猟の技量、色などが類似しているのは当然の事と言えよう。



English Springer Spaniel (イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル)



English Cocker Spaniel  (イングリッシュ・コッカー・スパニエル)


英国における最初のスプリンガー犬舎はSir Thomas Boughey一家によるAqualateであり、これはスプリンガーが一犬種として認識されるより前の1812年まで遡る時期の事である。この犬舎の犬達がDenne やBeechgrove犬舎の血統の祖先に当たる。米国に輸入された初期のスプリンガーが正しくこの系統なのである。Beechgroveは世界で初のスプリンガーのチャンピオン犬を作出した犬舎で、1898年生まれのBeechgrove Willという名のスプリンガーが初のチャンピオン犬で1903年にチャンピオンを完成している。又、Denneからは1914年に初のスプリンガーのFieldチャンピオンが出ている。


1900年代初期のスプリンガーのブリーダーは他にJohn and Godfrey Kent, J.P. Gardner, Colonel Williams, Mr. and Mrs. Lewis Wiganなどがあった。


1920年代になると英国におけるスプリンガーのブリーダーの数が急増し、その活気ある状況下、William HumphreyのHorsford Kennelsが1920年代に多くのスプリンガーを米国とカナダに輸出している。その中からスプリンガーの初の米国チャンピオンが出ているのである。


このように英国でスプリンガーが活気付いたのが1920年代、その頃に米国に渡ったスプリンガー。

我が犬舎のスプリンガーは、米国から渡って来た血統を持っており、当時から既に90年以上の月日が経っているわけである。



コッカーとスプリンガーが同胎だったというのも面白い話しであるが、スプリンガーの歴史を紐解いてみると、長い年月を経て、今、ここに存在するスプリンガーの重みをひしひしと感じるのである。






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2009年10月21日水曜日

暖かい日、久し振りの

暖かい日が続いています。
晴天で気持ちが良い日で、最近サボっていたお庭いじりをしたくなりました。

芝を短く刈って冬に備え、伸びた植木の枝を落して花壇に太陽光が沢山入るようにしました。

花壇はクリスマスローズジャスミンが生い茂り、昨年楽しめた大好きなムスカリの葉が球根から無事に芽を出して葉がぐんぐんと伸びて来ました。

その緑の葉の合間で、これまで楽しんで来た日々草やブルーサルビアは終了。
これからはカラフルなビオラで楽しむ事にしました。

黄色、紫、白のビオラ達。
元気に咲いています。
これから毎日終わったお花を摘んであげるとしばらくの間楽しめます。




















そして、ビオラに色を合わせて
キク科のウィンターコスモスとシソ科のアメジストセージも新たに植えてみました。

アメジストセージ、お写真でふわふわなお花の感じが伝わるでしょうか?
何とも素朴ですが可愛いお花です。

又、花壇の奥の方にはチューリップの球根も植えました。
来春、色鮮やかなチューリップが咲き乱れる様子、今から想像するだけでも楽しくなります。

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2009年10月18日日曜日

飛んだ、飛んだ!

飛んで来ました!
この晴天の今日、
2年振りのスカイダイビング

水上スキー仲間の仲良し4人組
私を除く3名は実は皆スカイダイバー

その中の一人は超プロでタンデムマスターもやっている。
ライセンスの無い私は当然一人では飛べない訳で、タンデムマスターと呼ばれるインストラクターが、ハーネスと金具で私の体をしっかり固定して一緒に飛んで下さる

ドッグショーをお休みしたこの週末、
性格的に家でじっとしている事などあり得ない。

時間が空いたら、日頃出来ない事をするに限る!
という訳で、朝5時に起きて張りきって愛車をドライブ。
東北道館林インターで下りて、渡良瀬川沿い方向へ。
張り切り過ぎて、待ち合わせ時間の1時間前に到着。
皆に笑われた。

だって、2年前に味わったあの爽快感!
いまだに鮮明に覚えているあの感覚!
それを又味わいたくてうずうずしていたのである。

これが今日の仲間
上空4000メートルまで私達を運んでくれるヘリとパイロット(オレンジ色のつなぎを着た)の方と一緒に。

そして、こちらは今日ビデオ撮影をして下さった友人Yさん



何組かのダイブが終わって、
さぁ、いよいよ自分の番
いざ、ヘリに乗り込み

上空4000メートルまで一気に上がって、
ダイブ~


雪がかかった富士山の山頂付近が雲の上にちょこっと顔をのぞかせていた。


飛び出す瞬間
自分の目の前に広がる真っ青な空

これを一人占め出来る
なんて贅沢なんだろう


飛び出した時の独特の浮遊感
残念ながら何とも表現し難い
飛んだ者にしか分からない
あの感覚


実際には飛んでいるというより
時速200キロ以上の速度で
落下しているわけだが
周りに遮る対象物が無い大空の中では
「飛んでいる」としか思えない


ほんの1分も掛らない飛行中
ヘルメットにビデオカメラを装着して撮影して下さった
友人Y氏が目の前まで接近

手を伸ばせば触れるであろう距離まで接近してくれた
思わず、頭をペコって叩きたい衝動にかられたがぐっと我慢


そして、タンデムマスターのKちゃんがパラシュートを開き
あとはノンビリ景色を楽しみながら地上へ


と思いきや、「はーい、四本指でこれを持って~。右を思いっきり下に引いて~」
なんて指示通りにやったら、思いっきり右周りに旋回すること4回
猛スピードでの旋回は遊園地の乗り物よりも面白い

「今度は両手を下に引いて~、そのまま真上に真っ直ぐ伸ばして~」
ふわぁ~って体が浮いた!

そんな、こんな、色々と楽しく落下しながら
カメラマンをしてくれていたRちゃんの元へ



無事生還!!!


気分は最高!
有難う。Kちゃん !


今回はプロのカメラマンの方をお願いしなかったので、
上空のお写真がありません。
なので、前回(2年前)に飛んだ時のお写真をちょっと紹介
ヘリから飛び出してすぐ
前回は雲海の上でした
飛んでいる時の下界の景色
こんな風に見えるんです!

そして今回ビデオ撮影をして下さったYさん
前回は向こうの方から接近して来て~
手を握って下さいました!
これってとても難しい事らしいです。
何気無くやっているように見えますが、凄い事。
今回も前回同様、感激、感動が沢山のスカイダイビングでした!

Kちゃん曰く「今日は秋晴れ、というよりは夏の空」
ちょっとモヤっていたので、もっと澄み切った秋晴れの空
これも又見てみたいものです。

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