「綺麗なワンちゃんですね~。まぁ、素敵な色。」
と初対面の方にお褒めのお言葉を頂く事があり、とても嬉しく思います。
我が家のスプリンガーはサラ(牝)とシャルム(牝)がレバー&ホワイト、グランディ(牡)がブラック&ホワイトです。
同じレバー&ホワイトでも微妙に毛色が違うところが御覧頂けますでしょうか?
レバー&ホワイトとレバー&ホワイトを交配させても生まれて来る子犬は全部レバー&ホワイトになるとは限りません。その1世代、2世代前などにブラック&ホワイトの血液が入っていれば、ブラック&ホワイトの子犬も生まれる可能性があります。同胎の子達で同じレバー&ホワイトでもそのレバーの毛色は濃い子もいれば薄い子もいます。又、毛質もやわらかい毛、かたい毛と様々です。
グランディはブラック&ホワイト
先日の米国スプリンガーナショナルにおいてもレバー&ホワイトとブラック&ホワイトが混在します。
全体的にブラック&ホワイトが多かった印象を受けましたが、実際上位に食い込んだのはレバー&ホワイトが多かったようです。
各犬種にはスタンダード(犬種標準)というものがありますが、スプリンガーの場合
イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル
<毛色>
レバー&ホワイト、或いはブラック&ホワイトで、これにタンのマーキング(斑)が入る場合と入らない場合がある
(JKCホームページより抜粋)
レバーとは英語でLiver、つまり肝臓を意味するレバーで茶褐色の事です。タンとは黄褐色で日本ではあまり見かけないのですが、米国のAKC(アメリカン・ケネル・クラブ)のスタンダードにはTricolor (トリカラー)という毛色がスタンダード(犬種標準)に記載されています。日本語ではトリコロール(種)と言う方が分かりやすいのではないでしょうか?黒、白、茶の三色の毛色を持つという事です。Tricolorのスプリンガーのタンの色は通常、眉毛、頬、耳の内側、尻尾の下に入ります。日本では通常お目に掛れるのがレバー&ホワイトかブラック&ホワイトで、トリコロールは希少種と言えます。
さて、柄はどうでしょうか?
これは実に様々です。
日本では割合「一枚柄」が綺麗だと好まれがちではありますが、これは好き好きだと思います。
一枚柄は皆同じ一枚柄ですが、背中に入っている模様は全く同じ模様であることは無く、その犬の個性になります。
我が犬舎の親元である「ブライアンズ」の看板犬のJosh(ジャッシュ)の背中には背中に模様が入っています。
BIS 4回、King 8回、R.King 14回、ペディグリーアワード受賞3回、4年連続No.1スプリンガーのJoshは、我が家の看板犬Sarah(サラ)の祖父にあたります。
横から見た祖父のジャッシュ(写真上)と孫のサラ(写真下)
サラの両親は父犬も母犬も一枚柄なので、明らかに隔世遺伝です。
サラがショーリングで走ったこの1年半、ショーイングしていたスプリンガーはほぼ全頭一枚柄でした。
その中でサラは個性である模様を背中に、リング内を楽しそうに走っていました。
祖父であるジャッシュがやはり模様を背中に活躍したリング内で、孫のサラが活躍出来たのはジャッシュからパワーをその背中の模様を通じてもらっていたような気がします。
今は15歳になったジャッシュ、ブライアンズでのんびり生活を送っています。
そのサラから12月初めには子犬が産まれます。ジャッシュのパワーを引き継ぐ、背中に模様のある子が産まれてくるでしょうか?
乞ご期待です。
犬ブログのランキングに参加しています
ワンクリックをお願い致します
3 件のコメント:
ジャッシュの模様はは横向きのスプ、サラは縦向きのスプがいますよ~♪
◆briansさん
そうなんですよね~♪
スプにスプ、だからスプが4頭???
偉大なジャッシュの血、大切に引き継いで行きたいです!
サラまま、ご懐妊おめでとうございます♪
どんな色・柄の子が産まれるか楽しみですね。
ボシュも模様付き♪
とっても可愛いです。
コメントを投稿